なんとなく自己顕示欲

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<<   作成日時 : 2015/08/08 00:10   >>

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なんと一年ぶりの更新。

8/5にシアターBRAVA!に「貴婦人の訪問」を観に行ってきた。

以下は個人の感想です。
思いっきりネタバレしてますので、ネタバレが嫌な方はどうぞスルーしてくださいね。
しつこいですが、あくまで個人の感想なので「こんな感じ方をしたやつがいるな」程度に流していただけると有難いです。








何の前知識もなく、直前になって急にチケットに恵まれて観劇したこのミュージカル、面白かった!
山口さんはクリエミュージカル・コレクション2を観たときにも思ったんだけど、以前に比べるとやっぱり歌がちょっと弱いかな?という印象。
あの劇場中を揺るがすような歌声が大好きだったので、寂しい。
逆に涼風さんは凄い迫力。

今さんは警察官の役だけあって、ちょっとジャベール風味があった(ような気がした)。
今井さんも石川さんも貫禄ありあり。

ギュレンという小さな街に、そこ出身の大金持ちの未亡人クレアがやってくる。
工場も閉鎖され、貧困にあえぐ街の人たちは、クレアからの資金援助を希望して、彼女を大歓迎する。
寄付を募る交渉役となったのは、以前付き合っていたアルフレッド。


1幕では山口さんの動きに笑いが。
これは笑いを目指しての所作なのかどうなのか、普段からそんなに彼の作品を追ってない私には判断がつかないんだけど、ちょこちょこと、なんと表現すればいいんだ…うーん、落ち着きのない小動物みたいな感じ?
声も高いし、パニックになるシーンも悪い意味での芝居がかった動き。
これは敢えて笑いに走っている?それともこれが彼の表現?
感情移入をしてよいのかどうか不安になる演技って初めての体験だったよ(笑)
でも、ギャップ萌えの私にとっては、こんなに容姿体格に恵まれ、ジーザスを演じたこの人がこんな子供みたいなしぐさで板の上を走り回るなんて!とツボった。

アルフレッドがやった事は極悪非道。但しこれはクレア側の発言で語られるので、それが真実なのか、真実であるならアルフレッドの真意がどこにあるのかは1幕の時点では不明だった。
山口さんじゃなくて他の役者さんだったらその時点で多少の真意を表現してたんだろうか。
それとも誰が演じても、真意は分からないまま進めるんだろうか。
他の人が演じたのを観てみたい気もするけど、結局は山口さんがやらなきゃ私は観ないだろうな。

クレアは街を救う為に大金を寄付すると宣言するが、条件としてアルフレッドの死を要求する。
最初は馬鹿気た話だと怒る街の人たちもやがて歪んだ方向へ走り始める。

2幕の途中ぐらいからかな?アルフレッドは観念し始める。
街の人たちは以前にクレアを貶めたのを忘れ、今度は攻撃の対象をアルフレッドに変える。
お金の為に愛するクレアを振り、あまつさえ法廷で嘘を言って彼女を傷つけ、愛のない結婚に走っていたアルフレッドは、妻にそれを告白することにより、妻からも見捨てられる。
妻は彼を愛してたんだから、酷い話よね。

で、民衆のさばきによって有罪が確定し、最終的にアルフレッドは亡くなる。
嘆き悲しむクレア。

クレアの怒りと憎しみと切なさのないまぜ感は十分に伝わってきた。
アルフレッドは自業自得とはいえ、むなしい一生を終えている。
だって心底愛した人とは一緒になってないし、追い詰められるし。
…あれ?愛した人に追い詰められて亡くなったんだから、幸せともいえるかな?
けど観念するまでの怯え方が凄かったから、本当にずっとクレアの事を愛していたのかも信用できないなぁ。
うーん、そこらへんも山口さんの演じ方に原因があるのか?元々分からない設定なのか?どっちなんだ?
いや、私は山口さんが好きだからいいんだけどね←結局はそこかぃ。

観念しはじめてからの山口さんがとってもカッコよかった。
山口さんのジーザスは一回しか観てないけど、ちょっとその時を思い出した。

クレアは無事復讐を果たした事になるけど、彼女もアルフレッドへの気持ちが強いから空虚な気持ちが残るだけだろう。

この作品の中で一番酷いのはこの街の民衆たち。
クレアを苛め抜いておいて、最後は矛先をアルフレッドに向け、しかも何の天罰も下らないという、観てる側には後味が悪い、とっても嫌な奴らとして描いてある。
でもこれがいいの。民衆って結局はそうだよね〜って凄く腑に落ちる。
あ、ここもジーザスとちょっとかぶってる感じがしたのかな。
だから山口さんがジーザスに見えてしまったのかも。

曲も良かった。
クレアとアルフレッドが若い時の事を思い出すシーンは、若者時代のクレアとアルフレッドが登場する。
若いクレア役が飯野めぐみさん。
彼女の歌や踊りをこんなにしっかり見たのは初めてだった。
当たり前だけど末次さんにも飯野さんにも似てらっしゃるのね〜ってそっちの印象の方が強く残った(笑)。

後、知寿さん好きの私としては、知寿さんがクレアを演じたらどんな感じになるのかな?とかちょっと思ってみたり。

特に期待してなくて自分の中のハードルが低かったっていうのもあるんだろうけど、この作品すごく好みだ。
東京公演がまだの時点で何だけど、再演希望!
きっともっと進化してるだろう舞台を是非また観たい。

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